駐車場の土間コン施工、耐久性を上げるための素材と仕上げの工夫
駐車場の土間コンクリート(通称:土間コン)は、車両の重みに耐え、長年にわたって安全に使い続けるための施工が求められます。
この記事では、舗装工事をご検討中の方に向けて、耐久性を高めるために選ばれている素材や仕上げ方法の工夫について具体的に解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

耐久性に影響する「コンクリート配合と厚み」
土間コンの耐久性は、使用する材料とその配合、厚みの設定によって大きく左右されます。
駐車場の用途に応じて、以下のような基準が設けられています。
・一般車両用:厚み100〜120mm、強度21〜24N/mm²のコンクリート
・大型車両用:厚み150mm以上、強度27N/mm²以上が目安
・砕石と転圧による下地の安定性確保も不可欠
また、寒冷地では凍結融解による劣化対策として、空気量の調整(AE剤添加)や密実な施工が求められます。
仕上がりに差が出る「表面仕上げ」の工夫
見た目と機能性を両立するためには、施工後の表面仕上げが重要です。
仕上げ方法によって、滑りにくさやひび割れ防止、美観の維持といった性能に差が出ます。
代表的な仕上げ方法は以下のとおりです。
・刷毛引き仕上げ:滑り止め効果が高く、駐車場に最適
・金ゴテ仕上げ:光沢があり平滑だが、雨の日は滑りやすいため要注意
・スタンプコンクリート:模様や色をつけて意匠性を高めたい場合に有効
現場の条件や利用目的に合わせて適切な仕上げを選ぶことが、長持ちする舗装につながります。
仕上げ方法の選定ポイント
安全性:雨天時の滑りやすさを抑えるには刷毛引き仕上げ
デザイン性:スタンプやカラーを加えると美観向上
耐久性:表面をしっかり締めることで劣化を防止
施工時に取り入れたい「補強材と伸縮目地」
ひび割れを防ぎ、長く使える舗装を実現するには、補強材や目地の工夫も重要です。
以下の対策が実用的です。
・ワイヤーメッシュ(鉄筋メッシュ)を入れることで割れにくくなる
・伸縮目地を設けることで乾燥収縮によるひび割れを抑制
・コンクリートの打設は気温や湿度を考慮し、適切なタイミングで実施
補強材は目に見えない部分ですが、耐久性を大きく左右する要素です。

冬季や傾斜地への対策も忘れずに
長野県のような積雪地域では、凍結や融雪による舗装の劣化にも注意が必要です。
また、勾配のある敷地では、滑りやすさや排水の問題も懸念されます。
以下のような工夫で、安心して使える舗装が可能になります。
・排水勾配は1〜2%を確保し、水たまりを防止
・融雪剤による表面劣化を防ぐための撥水処理や保護塗装
・ノンスリップ仕上げの採用で凍結時の安全性を向上
駐車場の舗装は、使い方や地域の気候に応じた施工計画が必要です。
素材・厚み・仕上げ方法を施工前にしっかり検討し、信頼できる業者と打ち合わせを重ねることで、長持ちする駐車スペースが実現します。
舗装工事・造成工事・外構工事(土間コン・駐車場)をご検討のお客様は、素材や施工方法にこだわることで、より長く使える駐車場をつくることができます。
長野県中信地区での施工をご希望の方は、株式会社陸道までお気軽にご相談ください。